漏電火災の脅威

漏電火災は、漏電電流が流れた経路やその周囲の可燃物が炭化がし、蓄熱により発火することで起こります。 

漏電火災の多くは、日常における適切な点検と修繕によって防ぐことが可能です。

電気配線や、電気器具類には、電気が漏れないように、「絶縁」という処理がされていますが、何らかの要因で外部に電気が流れ出ることを、「漏電」といいます。

漏電ブレーカーの設置は、法律で義務づけられていますので、漏電が起こっても、漏電ブレーカーが働き、漏電での火災は、少なくなって来て居るのですが、火災要因のひとつで有る事は以下のデータが示しております。

この中で特に着目頂きたいのは、「維持管理不適」の比率です。

キュービクルの保全点検は法定化されておりますので、高圧だけでなく低圧の回路も同時に点検される事を推奨致します。

本来点検とは災害を未然に防ぐ為に行うものであり、単に行政への報告書の提出の為に行うものではありません。

建物利用者様の安全とオーナー様のリスクヘッジは勿論、漏電によるコストの上昇を即時に対処することも点検を行う意味合いのひとつです。

建築物の神経繊維の様に張り巡る配線に対し、我々は漏電箇所を特定し修繕する事の出来るチームです。また、漏電が防災設備に影響を与え誤報誤作動を招いたり劣化を促すことも御座います。

チームビーエムはマトリックス型のプロジェクトチームで専門家同士が知識を共有し蓄え、ケースに応じた最善を尽くし、一貫した設備の維持管理を提供させて頂いております。

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